EPLカプセル

薬効分類名

肝臓疾患用剤

高脂質血症改善剤

効能効果

慢性肝疾患における肝機能の改善

脂肪肝

高脂質血症

臨床成績

1.血清脂質異常に対する改善効果

高脂質血症に対する3種の二重盲検比較試験(1日1500mg)において、本剤の有用性が認められている。

2.血清リポ蛋白代謝異常の正常化

高脂質血症並びに低HDL-コレステロ−ル血症において、本剤投与(1日1500mg)により、HDL-コレステロ−ル、アポ蛋白Aの有意な増加傾向、VLDL・LDL-コレステロ−ル/HDL-コレステロ−ル比の有意な減少傾向が認められている。

3.肝疾患に対する効果

慢性肝炎に対する二重盲検比較試験(1日1500mg)において、自・他覚所見の改善、肝機能の有意の改善が認められ、また、慢性肝炎において、本剤投与(1日1500mg)により、肝生検組織所見の有意な改善又は改善傾向が認められている。

用法及び用量

ポリエンホスファチジルコリンとして、通常成人1回500mgを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

副作用

副作用等発現状況の概要

再評価結果

4471例中、副作用が報告されたのは106例(2.4%)で、主な副作用は、下痢(軟便)、胃部不快感、腹部膨満感、悪心等の胃腸症状(2.1%)である。

その他の副作用

1.過敏症 0.1未満

発疹等

2.消化器 0.1〜5%未満

下痢、胃部不快感、腹部膨満感、悪心等