還元型グルタチオン製剤
慢性肝疾患における肝機能の改善
通常、成人には、グルタチオンとして1回100〜200mgを溶解液にて溶解し1日1回筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
国内で実施された臨床試験成績の概要は下記の通りである。
総症例数6,522例(非経口投与4,772例、経口投与1,750例)のうち、副作用が報告されたものは、24例(0.4%)で、食欲不振、悪心・嘔吐、発疹等が主なものであった。なお、静脈内注射時にアナフィラキシー様症状があらわれたとの報告がある1)。
アナフィラキシー様症状(0.1%未満)
アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、顔面蒼白、血圧低下、脈拍の異常等の症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
過敏症 0.1%未満 発疹等
消化器 0.1%未満 食欲不振、悪心・嘔吐等