プロルモン錠

薬効分類名

肝機能改善剤

効能効果

慢性肝疾患における肝機能の改善

用法用量

プロトポルフィリン二ナトリウムとして、通常、成人12040mg12錠)を13回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

臨床成績

二重盲検試験および一般臨床試験で、慢性肝疾患におけるGOTGPTなどの肝機能異常に対する有用性が認められている13

使用上の注意

併用注意

(併用に注意すること)

薬剤名等

*尋常性白斑治療剤(メトキサレン)

臨床症状・措置方法

光線過敏症状の増悪、場合によっては光線過敏症が発現するおそれがある。

機序・危険因子

メトキサレンは皮膚の光感受性を増強させるが、本剤はその作用を増強すると考えられる。

副作用

副作用等発現状況の概要

965例中に24件(2.49%)の副作用が認められた。主な副作用は色素沈着(1.14%)、嘔気(0.31%)、胃腸障害(0.31%)、下痢(0.21%)等であった(再評価終了時)。

その他の副作用

過敏症 頻度不明 日光皮膚炎(そう痒性皮疹、紅斑、水疱)

消化器 1.0%未満 嘔気、胃腸障害、下痢、胃痛、腹部異和感

その他 1.05%未満 色素沈着

その他 1.0%未満 心悸亢進、熱感、身体違和感

その他 頻度不明 顔面潮紅、黒色便