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　　本編　　　　　　　　　　　　　　　

もくじ

はじめに

Ｃ型慢性肝炎についてのＱ＆Ａ　簡易版

Ｑ１．Ｃ型肝炎とは、どんな病気ですか？

Ｑ２．なぜ怖い病気と言われるのですか？

Ｑ３．自覚症状がなくても検査・治療を続けなければなりませんか？

Ｑ４．感染経路はどんなものですか？

Ｑ５．私もＣ型肝炎の可能性はあるのでしょうか？

Ｑ６．治療法はありますか？

第１章　これはＣ型肝炎なのでしょうか？

Ｑ１．健康診断で「ＨＣＶ抗体　陽性」と言われました。

Ｑ２．「Ｃ型肝炎の疑いあり」で再検査を受けたら「ＨＣＶーＲＮＡ定性（－）」でしたが。

Ｑ３．検査結果に「ＨＣＶーＲＮＡ定量　０・５ＫＩＵ／ml以下」と書かれています。

Ｑ４．「ウイルス量、検出限界以下」。ウイルスはいないという意味ですか？

Ｑ５．「擬陽性」と言われましたが。

Ｑ６．以前「Ｃ型肝炎」と言われ、今回、別の病院では「遺伝子の検査でマイナスです」と言われました。

Ｑ７．「ＨＣＶ抗体陽性」「ウイルス量８５０ＫＩＵ／ml」。間違いなくＣ型肝炎なのでしょうか？

Ｑ８．20年程前、輸血を受けています。感染している可能性は高いのでしょうか？

Ｑ９．数年来、検診のたびに「肝機能異常」でひっかかります。

Ｑ10．最近疲れやすく、知人に「肝臓が悪いとだるくなる」と言われて心配です。

●コラム

Ｃ型肝炎の抗体検査とは

検出限界とは

第２章　Ｃ型慢性肝炎の症状・検査・治療法とは？

Ｑ11．Ｃ型肝炎特有の症状はありますか？

Ｑ12．検査や治療は、どのように進められますか？

Ｑ13．検査では、どんなことを調べるのですか？

Ｑ14．自分が乗っているＣ型肝炎列車の「位置」と「スピード」は、どんな検査でわかりますか？

Ｑ15．治療には入院が必要ですか？　その期間は？

Ｑ16．病気が治るまで、長い時間がかかりますか？

Ｑ17．主治医に「しばらく様子をみましょう」と言われました。早くに治療を開始しなくて大丈夫でしょうか？

Ｑ18．最も効果的な治療法はなんですか？

Ｑ19．「キャリア」と「慢性肝炎」の違いは？

Ｑ20．Ｃ型肝炎と診断されてから、ＧＰＴはずっと基準値内です。このまま肝炎を発症せずにすみますか？

Ｑ21．ＧＰＴの値が上昇すると「活動性」になるのですか？

Ｑ22．慢性肝炎の段階からも肝ガンになることはありますか？

Ｑ23．30歳代、男性。子どもの頃の輸血でＣ型肝炎になりました。肝硬変・肝ガンになるのではと不安です。

Ｑ24．ＧＰＴの値は、どこまで下げればよいのですか？

Ｑ25．血小板が10万を切ると発ガンしやすいというのは本当ですか？

Ｑ26．病気の進行具合がわかる「線維化マーカー」とは？

Ｑ27．通院の負担が重いので「強ミノ」注射をやめたいのですが。

Ｑ28．海外出張中も現地の病院で「強ミノ」を打ったほうがいいですか？

Ｑ29．週３回「強ミノ」を打っていますが、ＧＰＴが80より下がりません。

Ｑ30．新聞で小柴胡湯の副作用が報じられていました。服用を続けても大丈夫？

●コラム

なぜＣ型慢性肝炎が問題にされるのか。

血小板のお話～病気が進むと血小板数が下がるのはなぜ？

慢性肝炎が進むと、なぜ肝臓に線維が溜まるのでしょう。

ヒアルロン酸とは？

血小板のお話～低すぎる数値の謎

瀉血療法

第３章　インターフェロン（ＩＦＮ）療法

【ＩＦＮ治療開始にあたって】

Ｑ31．インターフェロンとは？

Ｑ32．どうしてＣ型肝炎に効くのですか？

Ｑ33．インターフェロンを使えば、Ｃ型肝炎は治りますか？

Ｑ34．インターフェロンが効きやすい人は？

Ｑ35．以前は「２型」のウイルスだと言われ、最近「１型」と言われました。違う型のウイルスが現れたのですか？

Ｑ36．ウイルスの型が「判定不能」と言われました。

Ｑ37．ウイルス量が以前は１・５だったのが、今回は３５０でした。こんなに増えても大丈夫でしょうか？

Ｑ38．「ウイルス量が多い」と言われショックです。重症なのでしょうか？

Ｑ39．ウイルス量は、何もしなくても増減するものなのですか？

Ｑ40．初期の慢性肝炎でセログループ１、ウイルス量３００ＫＩＵ／ml。ＧＰＴ30未満を持続中。インターフェロンを打つべきですか？

Ｑ41．１ｂ・高ウイルス量ですが、強ミノは強ミノを打ってＧＰＴは基準値内をキープ。インターフェロン治療を考えるべきですか？

Ｑ42．各種インターフェロン製剤の特徴・違いは？

Ｑ43．副作用に耐えられるか不安です。

Ｑ44．副作用の「うつ症状」とは？

Ｑ45．自己免疫性肝炎を併発していると、インターフェロン治療はできませんか？

Ｑ46．自己注射は可能ですか？

Ｑ47．子どもの患者に対するインターフェロン治療は、何歳頃に行うのが適当ですか？

Ｑ48．妊娠・出産に影響がないか心配です。

Ｑ49．73歳女性。インターフェロン治療に年齢の上限はありますか？

【ＩＦＮ治療中の疑問】

Ｑ50．薬が効いているかどうかを調べる方法は？

Ｑ51．投与開始後３ヵ月で副作用のため治療を中止しました。再治療の可能性は？

Ｑ52．投与開始後３ヵ月目の現在、ＨＣＶーＲＮＡ定性（＋）。著効は難しいですか？

【ＩＦＮ治療終了後】

Ｑ53．投与終了１ヶ月後、ＧＰＴが上昇してきました。再燃でしょうか？

Ｑ54．再燃の場合、その後の治療はどのように進めればいいですか？

Ｑ55．著効になっても、経過観察を続ける必要はありますか？

Ｑ56．投与終了後３ヶ月たった今も、うつ症状が続いています。まだ薬の副作用が残っているのでしょうか？

Ｑ57．著効になったら、飲酒を再開してもいいですか？

●コラム

Ｃ型肝炎と「肝外病変」

「リバウンド」を利用したＩＦＮ投与法とは？

これからのＩＦＮ治療の可能性

第４章　肝硬変

Ｑ58．肝硬変になると、もう治らないのでしょうか？

Ｑ59．肝硬変になると、どんな症状が出ますか？

Ｑ60．慢性肝炎の肝硬変の境はどこですか？

Ｑ61．肝硬変といわれましたが、ＧＯＴ・ＧＰＴは正常です。何かの間違いでは？

Ｑ62．「代償性」と「非代償性」の違いは何ですか？

Ｑ63．肝臓の「予備能」は、どの検査数値でわかりますか？

Ｑ64．なぜ今は、あまり腹水を抜かなくなったのですか？

Ｑ65．食道静脈瘤がこわいと言われる理由は？

Ｑ66．食道静脈瘤をつくらないためにはどうしたらいいですか？

Ｑ67．食道静脈瘤の治療法を教えてください。

Ｑ68．画像診断、内視鏡検査は、どのくらいの間隔で受けるべきですか？

Ｑ69．肝硬変と診断されても、インターフェロン治療はできますか？

Ｑ70．肝硬変でも、強ミノ注射は続けたほうがよいのでしょうか？

Ｑ71．血小板数を増やす方法は？

Ｑ72．医師に「脾臓をとる」と言われましたが、身体に影響はないのでしょうか？

Ｑ73．食事で気を付けることはどんなことですか？

Ｑ74．「肝硬変の患者は、生魚を食べないほうがいい」という話は本当ですか？

Ｑ75．これまでどおり仕事を続けてもかまいませんか？

Ｑ76．「アミノレバン」が飲みにくく、困っています。

Ｑ77．肝性脳症にならないためには、どうすればいいですか？

Ｑ78．肝性脳症の患者に対し、家族はどう接したらよいでしょうか？

Ｑ79．家庭でアンモニア値を測る方法は？

Ｑ80．インフルエンザのワクチンは、打ったほうがいいですか？

●コラム

分岐鎖アミノ酸（ＢＣＡＡ）製剤とは

肝硬変と食事～糖尿病との関係

肝性脳症の予防に「シャント塞栓術」が効果あり

肝硬変と食事～夜食を摂ろう！

第５章　肝ガン

Ｑ81．肝ガンは、なぜ再発を繰り返すのですか？

Ｑ82．エコーでは、どのくらいの大きさの肝ガンを発見できますか？

Ｑ83．ＡＦＰの値が上昇してきました。ガンができたのでしょうか？

Ｑ84．肝ガンの治療法を教えてください。

Ｑ85．再発を防ぐ手立てはあるのでしょうか？

Ｑ86．インターフェロンの少量投与は、再発予防の期待ができますか？

Ｑ87．肝ガンができたら、どのくらい生きられますか？

●コラム

ＣＴとＭＲＩ

第６章　Ｃ型慢性肝炎患者の日常生活

Ｑ88．同居中の家族にも、Ｃ型肝炎の検査を受けさせるべきでしょうか？

Ｑ89．家族に感染しないよう、日常生活で気を付けることは？

Ｑ90．子どもと一緒にお風呂にはいってもかまいませんか？

Ｑ91．セックスでうつりますか？

Ｑ92．血液以外の体液中にも、ウイルスはいるのですか？

Ｑ93．最近、輸血を受けました。感染の心配は？

Ｑ94．「血液製剤」とはなんですか？

Ｑ95．パートナーがＣ型肝炎と知らず性交渉を持ちました。いつ・どのように検査を受ければよいですか？

Ｑ96．Ａ型・Ｂ型肝炎のワクチンも打っておいたほうがいいのでしょうか？

Ｑ97．お酒はやめるべきですか？

Ｑ98．食事で気を付けることは？Ｃ型肝炎によい食べ物は何ですか？

Ｑ99．風邪薬などは市販薬を服用しても平気ですか？

Ｑ100．母子感染が心配です。

Ｑ101．母乳で育ててもかまいませんか？

Ｑ102．感染防止のためのワクチンはありますか？

Ｑ103．歯科治療の際、Ｃ型肝炎と告げたほうがいいですか？

Ｑ104．勤務先に「Ｃ型肝炎で通院中」と言わなくてはいけませんか？

Ｑ105．運動制限はありますか？

Ｑ106．治療費はどのくらいかかりますか？

Ｑ107．専門医を見つける方法は？

Ｑ108．新薬の治験に参加したいのですが。

Ｑ109．知人に「健康食品」を勧められています。

Ｑ110．Ｃ型肝炎の患者にとっての「心構え」を教えてください。

●コラム

悪者になった「しじみ」？　鉄分の摂りすぎに要注意！

ウコンが原因だった薬剤性肝障害

付録　１

薬の話・１

新しいタイプのインターフェロン製剤

アドバフェロン

レベトール併用療法

薬の話・２

Ｃ型慢性肝炎、肝硬変の治療によく使われる薬

強力ネオミノファーゲンＣ（ＳＮＭＣ）

小柴胡湯

ウルソ（ＵＤＣＡ）

ＥＰＬ

芍薬甘草湯

タウリン

今後出てくる予定の新薬

ＰＥＧーＩＦＮ

今後期待される新薬

ILー10

グリチルリチン製剤の非静脈注射薬

プロテアーゼ・インヒビター

ポリメラーゼ阻害薬

ＡＲＥ

エンドセリン拮抗薬

ＭＥ３７３８

付録　その２

検査の話

肝生検、エコー、ＣＴ＆ＭＲＩ

付録　その３

インターフェロン製剤＆レベトール薬価一覧表

インターフェロン製剤の６ヵ月間の総薬価

高額療養費の支給制度

鉄分を多く含む食材リスト

鉄分を１日／７ｇ以下に抑えたメニュー案

肝臓の構造

患者会およびＣ型肝炎に関する情報が得られるホームページ一覧

「療養記録メモ」

用語解説

ＨＣＶ‐ＲＮＡ、「定性」と「定量」、核酸同定、ＰＣＲ法、アンプリコア、ＧＯＴ（またはＡＳＴ）・ＧＰＴ（またはＡＬＴ）、γ‐ＧＴＰ、肝生検、インターフェロン、強力ネオミノファーゲンＣ、ウルソ、小柴胡湯、血小板、ヒアルロン酸、ＰⅢＰ、Ⅳ型コラーゲン７Ｓ、ＫＩＵ／ｍｌ、アフォバフェロン、レベトール併用、コリンエステラーゼ、ＰＴ活性（プロトロンビン時間）、ビリルビン、柴苓湯、標準体重の出し方、ＰＩＶＫＡⅡ、非環式レチノイド